ここにもホテルオークラがあります その6
ここにもホテルオークラがあります・・・
6回目の今回は「曲水庭」についてです。
平安時代に宮中で上巳の節句(3月3日)に行われていた「曲水の宴」。うねって流れる水岸に文人が並び、盃が自分の前を通り過ぎるまでに歌を作って盃を飲みほし次へ流すという遊びです。この風趣を現代に活かしたのがホテルオークラ神戸内にあります茶室「恕庵」から宴会場棟の屋上をつたい、日本庭園に流れる様を表した枯山水です。
ホテルオークラ神戸の西側の客室にご宿泊いただいたお客様は、眼下に曲がりくねる白い線をご覧になり「あれは何!?」と思われた方も多いのではないでしょうか。神戸の景色とともに平安の古に思いを馳せる・・・そんなゆったりした時間をぜひホテルオークラ神戸でお過ごしください。
写真上:ホテルオークラ神戸「曲水庭」
写真下:ホテルオークラ東京「曲水庭」(旧本館)
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その1 2015年9月29日
その2 2015年10月8日
その3 2015年10月28日
その4 2015年11月20日
その5 2016年2月22日
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