ここにもホテルオークラがあります その5
ここにもホテルオークラがあります・・・
今回は大宴会場「平安の間」の壁面を飾っております“三十六人家集料紙文様”についてです。ホテルオークラ神戸、ホテルオークラ東京旧本館ともに「平安の間」がございます。ホテルオークラ東京の「平安の間」は現在旧本館が休館中ですのでご覧いただけませんが、いづれもホテルを代表する大宴会場で壁面には本願寺(西本願寺)に所蔵されている国宝、三十六人家集をモチーフとした素晴らしい装飾がされています。三十六人家集とは柿本人麿や紀貫之など三十六歌仙の和歌をまとめたもので、藤原定信ら平安後期の優れた書家の筆になるものです。その和歌集の料紙(書画用に作られ装飾など手を加えた用紙)をモチーフとしており華麗な平安時代の雅を再現しています。
写真上・下左:ホテルオークラ神戸「平安の間」
写真下右:ホテルオークラ東京「平安の間」(旧本館)
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その1 2015年9月29日
その2 2015年10月8日
その3 2015年10月28日
その4 2015年11月20日
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